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      生きる力を身につけたたくましい子供を育てる

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学校法人帯広葵学園 理事長 上野敏郎  

第77楽章 ―預かり保育を充実―

 平成13年の幼児教育の話に戻します。十勝毎日新聞の記事を紹介します。

1.平成13年01月01日 かわいいね。かっこいいね。ユニークな幼稚園バス
           ・帯広の森幼稚園 自慢の汽車形
           ・双葉幼稚園 似顔絵ずらり
           ・帯広わかば幼稚園 ライオンの顔
2.平成13年02月14日 4月から帯広葵学園 預かり保育センター開設へ
           働く母親を手助け 時間拡大や行き届いた支援
3.平成13年03月13日 音更町 へき地保育所、通年化へ
           冬休み、小学校並に短縮
4.平成13年04月05日 音更町営で初 零歳児保育スタート
           柳町保育園 定員の6人受け入れ

 葵学園は平成11年から本格的に各幼稚園で預かり保育事業を実施しています。それは、在園児のお母さんからの要望が強くあったことがきっかけになっていました。預かりの終了時間は夕方5時15分でした。

 しかし、いざ預かり保育を始めてみると夕方5時15分では保護者の迎えが間に合わないことが分かってきます。預かり保育を利用する保護者のほとんどは、お母さんがパートタイムで働き夕方には帰宅できる人が多いと予想したのですが、そうではなかったのです。

 つまり、夕方5時は職場の仕事が終わる時間であり、それから子どもを迎えに幼稚園に走ることになります。結果、どうしても5分か10分遅れることになります。これでは、働くお母さんの手助けになりません。

 そこで葵学園は、預かりの最終時間を午後6時までとする変更の検討に入ります。この時間設定で最大の問題は配置する職員の数と緊急時の対応でした。つまり、午後5時から6時までは預かり保育に関係する職員だけが園舎にいることになります。その他の職員はほとんど退勤しているのです。帯広の森幼稚園もつつじが丘幼稚園も住宅街から離れたところにあります。夜、特に冬は心配が倍になると判断しました。その結論が、二つの幼稚園の中間地点に「預かり保育センター」を作ろうとなったのです。


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