平成12年の葵学園は多くの新しい試みに取り組んだ年でした。その中身に触れる前に先ず十勝毎日新聞の記事の見出し紹介をします。
1.平成12年01月27日 芽室南保育園父母の会 マザーズプラン作成
私たちの意見、町政に反映して
2.平成12年02月29日 道学校教育実践研究成果 道教委の掲載論文
最優秀に帯広森の里小・幕別・わかば幼稚園
3.平成12年03月17日 笑顔の巣立ち 保育所卒園式
4.平成12年03月26日 浦幌 養老保育所で閉所式 29年間の歴史に幕
5.平成12年04月08日 芽室幼稚園 「くじらハウス」完成
ゆったりと子たち預かります
6.平成12年05月22日 つつじが丘幼稚園でプール開き
元気いっぱい水しぶき
7.平成12年06月03日 帯広聖公会幼稚園 外部講師招き初の授業
多彩な分野取り入れよう 歌って楽しいね
8.平成12年08月15日 管内で初めて
「帯広の森」と「つつじが丘」幼稚園がＨＰ開設
特色やクラスを紹介 来年度の園児募集要項も
9.平成12年09月15日 帯広・第一いずみ幼稚園 未就園児が運動会
おなじ絵どれかな？
10.平成12年09月26日 芽室で十勝私立幼稚園教育研究会
教師ら200人参加 公開保育や講演
子供の立場にたち教育や生活を考える
以上の新聞の見出しからも読み取れるように、どこの幼稚園も自園の特色づくりをどうするかに懸命です。徐々に園児数を増す勢いの保育園界と違い特に私立幼稚園は、いわば買い手市場の時代にまかり通った4歳児（年中）、5歳児（年長）中心の2年保育から脱皮しなければなりませんでした。その苦しさが、園児数減少対策を根っこに持った3歳児クラス導入へ舵を切らせます。ほとんどの幼稚園が、幼児教育の理念の前に行動を選択したのです。
そして次には、その3歳児クラスの充実を図るための未就園児クラスの新設を真剣に模索し始めます。
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