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      生きる力を身につけたたくましい子供を育てる

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〒080-0022 帯広市西12条南17丁目3


学校法人帯広葵学園 理事長 上野敏郎  

第57楽章 ―葵南幼稚園の活動記事目立つ―

 平成7年の十勝毎日新聞の記事を続けます。

17.平成7年08月08日 つくし幼稚園が清水に附属キャンプ場開設
           山林6ヘクタールに牧場など
           園児ら初の野外活動楽しむ
18.平成7年10月15日 幼稚園児と連携授業も 柏小で教育実践発表会
           管内外130人熱心に学ぶ
19.平成7年10月20日 市内幼稚園願書受け付け開始 少子化で定員確保困難 
           「早く集団生活を」3歳児の希望は増加
20.平成7年10月28日 帯広市内の葵南幼稚園園児が
           帯広老人保健施設アメニティ帯広を訪問 =慰問=
21.平成7年11月03日 あつあつのおイモおいしいね− 葵南幼稚園
22.平成7年12月09日 サンタに園児大喜び 帯広聖公会幼稚園でXマス礼拝
23.平成7年12月12日 保育・幼稚園ガイドを作成
           音更の「どらえもんくらぶ」アンケート結果まとめる
24.平成7年12月19日 “サンタさん”が幼稚園にやってきた 葵南幼稚園

 平成7年の葵幼稚園の記録を見ると、「歩くスキー23台をイタリアより購入」「サッカーネット購入、保育にサッカー導入」とあります。葵南幼稚園の記録は「図書室設置、職員室移転」とあります。二つの幼稚園は、老朽化した園舎、大幅な定員割れの中で園の生き残りをかけた毎日でした。葵幼稚園が最大の園児数を誇ったのは平成2年の260人です。260人は定員と同じです。平成7年実績はちょうど100人、葵南幼稚園のピークは昭和55年の337人、定員は345人、平成7年は103人です。二つの幼稚園とも、周辺の人口形態の変化にうまく対応できないまま少なくと10年を送りその年を迎えてしまったと言わざるを得ません。

 また、園児数の減少は経営の屋台骨を揺るがしますが、保育料の年間およそ100万円にも上る未収金も大きく経営を圧迫していたのです。そんな状況下で源照学園の平成7年は、葵南幼稚園の「サンタさんの記事」で年の瀬を迎えたのでした。


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