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      生きる力を身につけたたくましい子供を育てる

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学校法人帯広葵学園 理事長 上野敏郎  

第42楽章 ―葵西幼稚園に電動式プール―

1.平成元年04月07日 器楽、手遊びで歓迎
             聖公会、つくし幼稚園で入園式
2.平成元年04月18日 玉入れや紅白リレー
             声援受け熱戦展開 幼稚園で運動会
3.平成元年08月28日 水深自動調整のプール登場
             来年4月開園の葵西幼稚園  床がエレべーター式
4.平成元年09月10日 チビッ子懸命の力走 帯広市内幼稚園、保育園で運動会
5.平成元年09月23日 幼稚園教育の向上を 藤幼稚園で公開研究

5の記事は、帯広藤幼稚園で開かれた「第30回北私幼十勝支部教育研究会」の様子を載せています。この大会で基調講演をした柚木岐阜大学教授は言葉には四つの役割があると語っています。@伝達A潤滑油B思考C表現の四つですが、単に言葉をかけるのではなく、聞いて伝えなくてはならないと言います。子どもの成長発達に関わる関係者は古くて新しいこの課題をいつも頭の中に入れておく必要があります。

 さて、ここで取り上げなくてはならないのは葵西幼稚園の記事です。開園が一年遅れにはなりましたが、総事業費一億三千万円を見込む葵西幼稚園は、こんな夢をもっていたのでした。見出しにあるように幼稚園としては珍しい新型の温泉プール建設の計画をもっていました。このプールは、葵西幼稚園ばかりではなく、姉妹園となる葵、葵南幼稚園に通う25人の障がいを持った子どもたちも使用することにしています。そして、将来的には30メートルクラスの温泉プールをつくり、構想にある老人ホームを新設し、子どもとお年寄りの交流を図ることを夢見ていました。当時の阿部勝治理事長は、手本としたのは東京にある江東園だと別の取材に応えています。まだ、夢は形になっていません。
平成元年(1989)年8月28日 十勝毎日新聞


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