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      生きる力を身につけたたくましい子供を育てる

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学校法人帯広葵学園 理事長 上野敏郎  

第36楽章 ―園児減 行列もなく―

 新聞の見出しで昭和59年の幼児教育の環境を見たいと思います。情報源は十勝毎日新聞です。

 〇03月01日 ひな祭り楽しいな 幼稚園でひと足早く歌や踊りで祝う
          (帯広東幼稚園)
 〇03月17日 幼稚園にお別れ 新一年生期待を胸に卒園式
         (藤幼稚園)
 〇03月21日 44人、元気に巣立つ 72回目の卒園式
         (双葉幼稚園)
 〇04月05日 制服にチョッピリ緊張 市内でトップ、入園式
         (わかば幼稚園)
 〇06月17日 元気いっぱい運動会 声援受け熱戦展開
          (帯広東幼稚園
 〇08月08日 念願かない本物の太鼓 見事なバチさばき披露
          (あじさい保育園)
 〇09月15日 幼稚園は、体育の秋 声援受けて元気に運動会
         (聖公会幼稚園)
 〇11月13日 12月1日から願書受け付け 幼児減少続く東部
          6園中5園が定員削減
 〇11月21日 列車に大喜び 池田町へ社会見学
          (ひまわり幼稚園)
 〇12月01日 入園願書受け付け 園児減、行列もなく

 以上が、十勝毎日新聞の見出しです。
 ここから見えることは、通常保育、行事の報道には目新しいものはありませんが、園児募集の環境は厳しさを増してきていることが伺われます。特に、東地域にある幼稚園が厳しいとありますが、これには「葵幼稚園」が含まれます。6園とは双葉幼稚園、帯広幼稚園、帯広東幼稚園、藤幼稚園、第一いずみ幼稚園、そして葵学園(源照学園)が運営する葵幼稚園です。

  昭和59年度の葵幼稚園の園児数は205名(定員)ですが、58年度は245名ですから40人の減となります。ちなみに、60年は199名、61年は194名と下降線をたどることになるのですから、当時の経営陣は明るい見通しは持てない東地域だったのです。 
昭和59(1984)年12月1日 十勝毎日新聞


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