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      生きる力を身につけたたくましい子供を育てる

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〒080-0022 帯広市西12条南17丁目3


学校法人帯広葵学園 理事長 上野敏郎  

第115楽章 ―新しい試み―

 平成28年に葵学園は、新しい試みを二つしています。

 その一つは、まだ幼稚園に入る前の子どもたちのクラス「ぴよぴよ」「きらきら」を再開したことです。このクラスは長い間、現在の「012青い鳥保育園」で開いていましたが、平成27年に未就園児のための「あおいキッズハウス」を一時閉鎖して「012青い鳥保育園」に衣替えをしています。

  そのクラスを今度は法人本部のある西12条南17丁目で再開することにしたのでした。シャッターに描かれた絵は、私が学生時代(50年前)に参加していた子どもの専門病院建設運動のシンボルに使っていたマッチの絵から選んでいます。

  その二つは、1年後には小学生となる年長児を対象にしたクラスです。いわば、小学校に入るための様々な準備をすることを目的とするクラスです。葵学園は、幼児教材づくりで長い歴史と実績を持つ「フレーベル社」(東京)と「アンパンマン」のキャラクター使用の契約を結んでいます。その「フレーベル社」が、「キンダーまなびきっず」という幼稚園や保育園の年長児向けの新しい教材を開発したのです。年長児と小学1年生はどんな違いがあるでしょうか。

  「小1プロブレム」という言葉があります。これは、端的に言えば、小学1年生が落ち着いて授業に臨めないことを言います。幼稚園では、何十分も机に向かい、更にはキチンと椅子に座ることはそう重視されません。椅子に座って机に向かうことはありますが、それは短い時間です。  それが、小学生になると一時間目、二時間目というように机に向かい、椅子に座り続けて授業を受けることになります。これは、子どもたちにとって相当なトレーニングが必要です。

  また、幼稚園は「遊び」の中から色々なことを学びますが、学校は「教科書の勉強」が中心です。子どもたちが、スムーズに「小学1年」になるための心とからだのウオーミングアップ、それがあおいキッズハウスの「まなびば」です。


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