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      生きる力を身につけたたくましい子供を育てる

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学校法人帯広葵学園 理事長 上野敏郎  

第113楽章 ―緑陽台保育園が仲間入り―

 平成27年は、昭和39年に創立した葵幼稚舎から数えてちょうど満50歳を迎える年でした。この年は、認定こども園制度の導入等新しい取り組みに集中する必要があったことから特別な式典は行わないことに決めていました。しかし、毎年実施しているいくつかの行事には「50周年」の冠をかぶせて内容の充実を図ることにしたのでした。その顕著な例が童謡まつりですが、この年は葵学園にとって更にビッグなニュースがあったのです。

 それは、音更町立緑陽台保育園の運営を民間委託方式で平成27年4月から葵学園が担当することになったのです。園舎は音更町から無償提供、土地は無償貸与です。つまり、帯広の森幼稚園やつつじが丘幼稚園と同じように葵学園が全責任を持つ保育園です。約100人の子どもたちが“あおいの子”の仲間入りをしてくれたのでした。

 学園は、さっそく保育園の正面玄関にアンパンマンの看板を掲げ熱烈大歓迎の気持ちを表すことにしました。園庭には、雪解けを待ってアンパンマン遊具の設置も決めています。

 次の歓迎ムードづくりは、毎年開いてきた「とかち童謡まつり」に移ります。この行事は、最初は帯広動物園の野外ステージから始まり、とかちプラザのレインボーホールに移り、その後帯広市民文化ホールの大ホールに会場を変更してきました。

  大ホールは1546席です。この椅子がほとんど埋まるほどの人気を集めてきたのが「とかち童謡まつり」です。このおまつりに、初めて緑陽台保育園の子どもたちが参加しました。ただ、4月に保育園が始まって7月の行事であったこともあり、この年は年長さんのみの参加にしました。それでも、大きなステージの上を小さな子どもたちが歩く姿、歌う声にお父さん、お母さんはもちろんのこと、爺ちゃんも婆ちゃんも満面の笑顔だったのです。

  このように平成27年は、緑陽台保育園と同じスタートを切った「012青い鳥保育園」そして長い歴史を持つ未就園児クラス「ぴよぴよ」「ぱちぱち」クラスの園児を含め総勢で654人の子どもたちが通う新たな葵学園の出発をしたのでした。


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