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      生きる力を身につけたたくましい子供を育てる

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学校法人帯広葵学園 理事長 上野敏郎  

第110楽章 ―三つの新聞記事から―

 平成25年は、第109楽章で紹介した菅野孝雄さんの記事の他に葵学園関係の報道はあと3回あります。記録に残して置きたいと思います。

 一つは、つつじが丘幼稚園に緑の汽車バスが入ったとの報道です。これで葵学園は2台の汽車バスを持つことになりました。最初の汽車バスは赤色です。このバスは、平成5年6月の納車です。当時葵学園は源照学園と言っていました。経営する幼稚園は葵、葵南、そして葵西幼稚園の3園です。その年の総園児数は443人です。3年前は633人ですから、何と3年間で190人の園児数が減ったことになります。その頃の葵幼稚園は極端な園児数の減少に悩んでいました。平成2年が260人、平成5年110人です。法人は園舎の老朽化などを理由に廃園を職員に提案をします。これがうまく行きません。これを新聞は労使問題として報道します。悪い評判がまちに伝わります。園児が集まりません。マイナスのイメージが蔓延します。そこで法人は、当時帯広に一台もなかった汽車バスを購入し明るいイメージの葵幼稚園を訴えようとしたのでした。根室市の市立幼稚園の例に学んだのです。結果は、平成10年3月葵幼稚園は閉園となりましたが、法人全体の総園児数の減少化傾向には歯止めをかけることができたのでした。

  平成25年の緑の汽車バスもつつじが丘幼稚園の園児数が200人(平成24年のつつじが丘幼稚園の園児数)を下回るかどうかの時期に導入を決意したのでした。この汽車バスもその後の平均園児数230人確保に大きな貢献をしてくれています。

 二つ目の記事は、葵学園が平成10年からイメージキャラクターとして採用しているアンパンマンの記事です。記事の内容は、アンパンマンそのものではなく、アンパンマンの生みの親、作者やなせたかしさんの訃報記事です。子どもたちの絶対的な人気を集めるアンパンマンに、自らの人生観を入れて漫画を展開するやなせたかしさんに葵学園は感謝の心を伝えなくてはなりません。

 三つ目の記事は、11月1日の幼稚園入園受付風景を報じたものです。当日の朝6時半ごろの帯広の森幼稚園には長蛇の列がありました。中には前日の夜から並んでいる人もいたほどです。帯広の11月は気温1度、2度が普通ですが、夜中は間違いなく零度以下です。申し訳なく思うのですが打つ手が〜。


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